日本のパスポートについて
みなさん
こんばんは
遊牧民的定住者シンイチです。
先日、友人とパスポートの話になりました。
発端は私が
「日本のパスポートは世界で一番便利らしいからね」
と言ったことです。
友人は私に
「それはオフェンシブ(攻撃的)だよ」
と言いました。
最初なぜ「オフェンシブ(攻撃的)」なのかわかりませんでした。
単純に
日本のパスポートはいろんな国にビザなしで行けるから便利じゃん
と言う程度の認識でした。
実際に下記リンクのニュースを見た直後だったので、
日本のパスポートは便利だなぁ、と。
しかし実際に私の発言は適切でなかったと気づきました。
まずビザが必要か必要でないかでその国への行きやすさが圧倒的に変わってきます。
例えば、日本人がロシアに行くときはビザが必要です。
書類を準備し、大使館に行き、ビザを発行してもらう。
実際に面倒です。
それならビザなしで行けるくににサクッと行きたい!
正直手間が増えるので、旅行先として選びづらくなるんですよね。
しかし、日本のパスポートなら世界180カ国にビザなしで行けるので(2018年現在)、旅行の幅がグッと広がります。
ではなぜ私の発言が攻撃的だと指摘されたのか。
私たちが気軽に行ける国に、ビザがないと入れない人がいるからです。
おそらく日本人だけで会話していたら気にもしなかったでしょう。
しかし今は留学中で、寮には多様な国籍の人がいます。
私たちが普通に享受している便利さで、
他の人が悩んでいることでもあります。
自慢だと受け取られる可能性もあります。
留学に来るといろんな価値観が交差します。
お互いにバックグラウンドが違うからこそ楽しいし、
無意識に傷つけてることもあります。
パスポートの便利さなんて考えたこともありませんでした。
「相手の立場を考える」
留学から得られる貴重な経験だと思います。
ではまた