上野で桜をみる:大寒桜
こんにちは。しんいちです。
今日は上野に行ってきました。写真にあるようにすでに、少し早い桜が咲いています。
上野は本当に外国人さんが多くて、桜の写真を撮りに集まっていました。
まだ時期には早いですが、もうこんなにきれいに見ることができます。
実際には3・21から東京で桜が見頃になるそうです。
花びらを拾う
桜の花びらが散り、地面に落ちる前にキャッチできると幸運になると聞いたことがあります。
こどもたちは自然に花びらを飛びながらつかもうとしていました。
その様子に私は春の喜びを感じます。
こどもだけではありません。様々な人が降り注ぐ桜の花に手を伸ばしています。
その花びらが手のひらに入るか、入らないか。
ワラウ
笑うと書く時に、昔は「咲う」と書いたそうです。
花がわらう、やまがわらう。
桜の花びらを捕まえようとする子どもたちの笑顔に、春が咲いたのを見つけました。
この「ワラウ」感覚は、寒ければ寒いほど感じる気がいたします。
リトアニアは-30℃近く行く、極寒の国でした。目も開けてられないほどキンと寒かった記憶があります。
リトアニアに春がきたときは本当に感動的でした。
「啓蟄」
「啓蟄」という言葉があります。
二十四気の一つで、太陰暦の2月の節気。太陽暦、つまり今のカレンダーですと3月5日頃になります。また、啓蟄とは、冬にこもっていた虫が地中から這い出ることをいいます。
虫たちが厳しい冬に耐え、長い眠りから覚める時。
ほのかな春の匂いを感じて、顔を地表に覗かせる時。
命が地面からはいでてくる時が、春です。
虫が植物が、動物がそうであるように人間もまた、あなぐらから命を芽吹かせるのでしょう。
リトアニアの春に感じた感動は、生命の脈動とでも言うような、春の喜びからやってきたものだと思います。