Lithuania Note

2018年7月にリトアニアから帰国。再びヨーロッパに戻り、そこで生活していくための過程を公開します。2020年にリトアニアに戻る予定。目指せ!海外移住!場所にとらわれない働き方!

CONNECTING THE DOTS:プラネタリウムとプログラミング

こんにちは。しんいちです。

 

今日は2つ、体験があって、その2つの体験に共通することがあるように感じました。

1つは昼間にプロのプログラマーの方に、プログラミングの初歩を教えていただいたこと。

2つ目は、有楽町のマリオンで行われている、プラネタリウムを見に行ったことです。

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・宇宙と情報世界の果て

プログラミングを学んでいたときと、プラネタリウムを観ていた時。

そのどちらでも感じたのが、「果てしなさ」でした。

 

プログラミングは情報の膨大な海にダイブしていくような気持ちです。

 

僕の好きな映画に「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」があります。

この映画は名作中の名作なので、是非観てほしい作品の一つです。

 

この作品の中で、メインキャラクターの一人が「ネットは広大だは」と言いながら、ネットの海の中に消えていく、というシーンがあります。

 

このシーンは本当に好きなシーンの一つです。

 

中学生の時はなんとなく好きなシーンだったのですが、

今回プログラミングを学んでいく中で、ネットの情報の広大さを改めて感じました。

 

プラネタリウムでは自分たちが宇宙のどこに位置しているのか、それを映像としてみることができます。

久石譲さんの音楽とともに、惑星から銀河、そして銀河の集合から宇宙の果まで、一気に移動します。

 

僕らのいる地球、そして周りには太陽や火星、土星などさまざまな星があります。それは太陽系と呼ばれるもので、そのさらに広い範囲に銀河があります。そして銀河は私達のいる銀河だけでなく、ほかにもたくさんあるというのです。

 

想像できますか?

 

自分が今どこにいるのか。

広い視点で眺めるとあまりにも広大で、どうしようもないです。

 

自分がその果てしない世界の1点に過ぎないと考えると、少しさびしい気もします。

 

・CONNECTING THE DOTS

 

1点であると考えると非常に孤独な気がしますね。

 

宇宙の中にじつはただ一人のような。

 

 

今日プログラミングを教えていただく中で、データベースについて教えていただきました。大まかにまとめると、ネット上にフォルダーというものがあり、その集合がデータベースです。このフォルダーとフォルダーの情報を繋げて、管理する。

例えば、Aさんと、Aさんの車と、Aさんの家のアドレスと、、、、

という感じで情報を繋げていくわけです。

 

小さな情報でも繋げていけば、なにか意味のあるデータベースになります。

 

つないで、大きな意味を成す。

 

星座もそうですよね。

星と星をつないで、くまやサソリ、そういった何かを見出す。形作る。

 

スティーブ・ジョブズの有名な演説の中で、

「CONNECTING THE DOTS(点と点をつなぐ」と言っていました。

 

彼は自分がカリグラフィーについて学んだことがアップルのフォントの美しさにつながっていると言います。しかし、カリグラフィーを学んだ時に、「パソコンを作るときのためにきれいな字体を習得しよう!」とは思っていなかったと言います。

 

昔熱中した何かが、いつか結びつき、より大きなことにつながる、と。

 

点と点を結び、なにかを形作るのです。

 

そう考えると、別に僕らは孤独であり、同時に孤独ではない。

なにかに紐付いている、つながっているし、そうでなければ生きていけないものだと思います。

 

「人間はポリス的生き物だ」といった言葉に高校生のころは疑問をいだいていました。

結局人間はこどくなんだから、ポリス的人間なんて、綺麗事だ、と。

 

でもいまなら、孤独だからこそ、だと言えます。