Lithuania Note

2018年7月にリトアニアから帰国。再びヨーロッパに戻り、そこで生活していくための過程を公開します。2020年にリトアニアに戻る予定。目指せ!海外移住!場所にとらわれない働き方!

コーヒーを豆から挽いて淹れることの素晴らしさを全力で説明する

こんにちは。しんいちです。

 

最近はコーヒーを豆から挽いてコーヒーを淹れることが大好きです。

 

自分でコーヒー豆をガリガリと挽く音

お湯がわき、蓋が跳ねる音

ドリッパーにコーヒーの粉を入れ、お湯を注ぐこと

その香りが立ち上るところ

最初の一口目が口の中に広がること

一息ついて、手元の本に目を落とすこと

 

全部最高で大切な時間です。

 

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でも普通に考えたらコーヒーを豆から挽いて、自分で淹れるなんて手間です。インスタントコーヒーの粉を買ってきて、お湯を注げば一発でコーヒーの完成です。自動販売機に、コンビニに行けば温かいコーヒーが100円前後で出てきます。

 

それなのにわざわざコーヒーを豆から挽いて、ドリップして淹れる。

なぜそのようなことをするのか。自分なりに考えてみました。

 

2つ、ポイントがあると思っていて、1つは「味も香りも全く違う」こと、2つ目は「こころが落ち着く」ことです。

 

味も香りも全く違う

 

コーヒーを自分で淹れるメリットはこれです。

まちがいなくこれが最高の理由です。

 

味が違う。香りも違う。

 

いままで自分がスターバックスなどで飲んでいたコーヒーとは比べ物にならないほど、香りが引き立ちます。

 

自分はもともとコーヒー豆を挽いてみたい、と思っていたのですが、きっかけを与えてくれたのはブルーボトルコーヒーの店員さんでした。

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bluebottlecoffee.jp

 

以前、プレゼント用にコーヒー豆を買いに行ったときの話です。

コーヒー豆の粉状のものを買っていこうと思っていたのですが、お店には豆でしか売っていませんでした。しかし、プレゼント用ですし、渡す相手がコーヒー豆を挽く機械(ミル)を持っていなかったら困るので、粉状に挽いてもらえないかと訪ねました。

 

すると店員さんは、挽いてから時間が立ってしまうと味が落ちてしまうため、豆のみでの販売となっています、とおっしゃりました。

 

自分はいままで気にしていなかったのですが、豆を挽いて粉末にした状態になると味が落ちてしまうのか!と衝撃を受けました。

 

確かに参加すると美味しくなくなる、味が変わってしまう、とは聞いたことがありましたが、店員さんがはっきりと断言していたのを聞いて、自分も挽きたてにしようかしら、と考えました。

 

それがきっかけでコーヒーミルを購入しました。

 

買ってみて、コーヒー豆を挽いてみて、

フィルターに入れた時の、

あの沸き立つ芳醇な香りは本当にほんとうに衝撃的でした。

 

コーヒーはこんなに香りが豊かなのか。

幸せな香りがするものなのか。

心が満たされるのか。

 

それほどまでに、挽きたてのコーヒーは最高の香りと、味を提供してくれます。

 

こころが落ち着く

 

もう1つコーヒ豆を挽く時に素敵なことがあります。

それは豆を挽くと心が落ち着いて、瞑想のような効果を感じられることです。

 

ガリガリッと一定のリズムでコーヒー豆が粉状になっていきます。

肝は一定のリズムでひくことで、リズムを変えると粉の大きさが代わってしまい、味が変わってしまうんです。

 

コーヒー豆を挽いて、次はお湯を注ぎます。

 

お湯がコーヒーの粉とフィルターを通して、一滴、一滴とカップに落ちていく。

 

その音もまた、心地よく、抽出されたコーヒーが溜まっていくのを少しづつ、少しづつ待ちます。

 

その時は、日常の慌ただしさを忘れ、ただコーヒーが出来上がるのを待ちます。

 

 

 

 

一見すると、わざわざ手間のかかることをなぜやるのか、と思われるかもしれません。

 


しかし、自分にとってコーヒーを豆から挽いて、淹れるという行為は人生を豊かに、そして満足度の高いものにしてくれるものなのです。