杉原千畝で有名!リトアニア第二の都市カウナスで行くべき場所と行き方を完全網羅!
こんにちは。しんいちです。
今日はリトアニアの第二の都市カウナスで行くべき観光地と、カウナスへの行き方をご紹介いたします。
カウナスの観光地
カウナスは観光地!という感じではありません。
すごく素敵な街並み、温かい人々、という素朴な美しさがあります。
また、杉原千畝という日本人でも有名です。
(あと、これは完全に余談なのですが「悪魔博物館」という謎の博物館もカウナスにあります。)
以下の写真は旧市街の様子です。
こちらの教会はロシア正教の教会です。リトアニアは20年ほど前くらいまで、ロシアに占領されていた歴史があります。当時の占領国の教会が一番大きい教会というのは考えさせられます。
杉原千畝で有名
みなさんは杉原千畝という日本人についてご存知でしょうか。
彼は第二次世界大戦中に在リトアニア領事館大使として、ここカウナスに赴任。
当時はナチスドイツによるユダヤ人虐殺(通称ホロコースト)が行われており、ドイツ、ポーランドから逃げてきたユダヤ人がリトアニアに押し寄せてきていました。
当時、ユダヤ人がロシアを通ってドイツから逃げるためには日本のビザが必要でした。
いっぽう当時、日本はナチスドイツと同盟を組んでいたためユダヤ人にビザを発給することはできない状況でした。
しかし杉原千畝は自分の責任においてユダヤ人にビザを発行。およそ6000人以上のユダヤ人の命を救ったと言われています。
その彼の功績をたたえ、彼の宿泊したホテルや、駅に彼のレリーフが残されています。
また、彼の働いていた領事館は「杉原ハウス」として開放されており、当時の様子を味わうことができます。杉原ハウスで働いているリトアニア人のスタッフのみなさんは、非常に熱心に彼について学んでおり、日本語を流暢に話せるスタッフさんもいました。
杉原ハウスについてはこちらのリンクから公式HPに飛べます。
http://www.sugiharahouse.com/jp
芸術の街
近年は芸術の街として発展しており、2020年のヨーロッパアート都市に認定されているようです。
行き方
所要時間は電車で2時間ほどです。
行き方はバスと電車の二通りがあります。
バスは本数が多く、20分おきくらいには走っていた記憶があります。
電車は本数は少ないものの、Wi-Fiが通っていたり、座席が広く快適なのもあっておすすめです。
電車は大人料金で4.8ユーロ、日本円だと500円弱です。
やっぱりリトアニアは安い。
電車
個人的におすすめなのは電車です。
理由はWi-Fiがあることと、座席が広いこと、快適なことです。
バスは少し狭かったりするので、電車が好きです。
しかし、電車は本数が少ないので気をつけてください。
駅で買ったチケットは絶対に降りるまで捨てないでください。
車内で車掌さんがきっぷをチェックします。
レシートみたいにペラペラなので、すぐに捨ててしまいそうになるのですが注意です。
買い直す羽目になります。
実際に僕の友達もまちがえて捨てて、再購入になりました笑
バス
バスはあまり使わないので、写真がないのですが、バスのほうが頻繁に出ています。
ビリニュス駅の対岸にバスステーションがあり、中にある券売所でチケットを買います。5つくらい窓口があり、そこにいる人に土地名を言えば、バスの時間を教えてくれます。
バスに乗る時に運転手さんがチケットを確認するので渡してください。
カウナスについたら
カウナス駅もバス停も市街地からは少し離れています。
歩けない距離ではないですが、30分から1時間程度歩くことになるので、地元民の交通の足、バスを利用した方が良いと思います。
久しぶりに調べたら中心となる教会まで5,14,15,23,29のバスで10分でしたね。
バス停からも同じバスで行けたと思いますが、確認は各自でしていただけるとありがたいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。カウナスは杉原千畝がいた場所として、日本人に非常に人気です。また街並みも美しく、アートも栄えているところからヨーロッパでも注目する都市の一つと言えるでしょう。
みなさんも機会があれば訪れてみてください!