“Have a good day””Have a nice day”
こんにちは。遊牧民的定住者シンイチです。
今日はチューリヒ最終日。
朝からカフェに来ました。コーヒーとクロワッサンを楽しみながら、1時間ほどゆっくりします。
最近は旅行の仕方が変わったなぁ、と思います。
前は行きたい観光地をこれでもかと駆け足に回っていました。あれも見ておきたい、これも見ておきたい。そうやって焦り続けるのは少し疲れてしまいます。
いつからかこんな風に思うようになりました。
旅が終わると疲れ切ってるのって、どうなんだろう?
旅すらも日常であろうと願っています。
歩くことが人生であるように、
旅することも日常でありたいのです。
すると凄く楽な気持ちで旅ができるようになりました。
カフェで本を読みます。
湖を見ながらワインを飲みます。
電車で好きな音楽を聴きます。
今までよりもゆっくりした気持ちで
世界を国を認識できるようになりました。
なんてことを考えながら、カフェを出ることにします。今日はチューリヒの山を登る予定なのです。
店員さんが
”Have a nice day”
と言いました。
私も
“Thanks, you too”
と言いました。
ほんの少しのやり取りです。
それでも胸が暖かくなりました。
“Have a nice day”ってとても素敵な言葉だと思うんです。
『良い一日を』と相手の幸せを願う。
気づけばチューリヒの人はみんな、この言葉を別れ際に言ってくれます。
“Have a nice day” “Have a nice trip”
相手の健やかな1日を祈り、言われた方も相手の素敵な1日を願う。
ささやかなやり取りですけど
それだけでその日が『いい一日』になりそうな気がしました。
これからは私も”Have a nice day”を言うようにしたいなと思います。
ではまた。