【映画】「レディプレイヤーワン」【ネタバレあり】:仮想世界の限界
こんにちは。しんいちです。
先日は映画「レディプレイヤーワン」を観ました。
最後の結末にも少し言及するので、これから観たい人は注意してください。
仮想世界はどこまで行っても空虚なのか
この映画は「オアシス」という仮想世界が現実を侵食するさまを描いています。
未来の世界では「オアシス」という仮想世界がはやり、そこでは誰もが理想の自分になることができます。それゆえに自分の現実世界での生活を忘れて、仮想世界に入り浸るようになっていく。
主人公は現実世界では冴えない青年で、家族に問題を抱えています。
そんな彼が逃げ込める場所が「オアシス」です。
彼はゲームの中なら最強のプレーヤーの一人。
ネタバレですが、
この映画は最後に「現実のがサイコーだ」という話に終わります。
そこで少し迷うところがありました。
もしかしたら仮想世界でもそこで幸せならそれでもいいのではないか、と。
そして仮に仮想世界での強さみたいなものが、現実世界に還元されるようになったらそれもありではないか、と。
例えば、好きなゲームをするだけしてYouTubeでゲームのプレイ動画を流して収入を得ている人もいます。
eスポーツというものもはやっています。実際にゲームが強いとスポンサーと契約してゲーム大会に参加し、報酬をもらう。
いまやゲームの世界は現実に滲み出しています。
そう思うと、この映画がリアルいい!といってしまうのは少し時期尚早なきもします。
参考記事