Lithuania Note

2018年7月にリトアニアから帰国。再びヨーロッパに戻り、そこで生活していくための過程を公開します。2020年にリトアニアに戻る予定。目指せ!海外移住!場所にとらわれない働き方!

仮想通貨とシュメール

こんにちは。しんいちです。

最近は仮想通貨のライターという仕事をさせていただいています。

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先日とあるイベントの中で、面白い着眼点の講演会がありました。
それがビットコインはシュメールのトークン」というものです。

 

ビットコインはシュメールのトーク


最初のブロックチェーンビットコイン

ブロックチェーンとは

これまで全ての取引(トランザクショn)履歴を蓄積したデータベースであり、「ブロック」と「チェーン」からなる。

  ・1つのブロックに数百から数千のトランザクションが入っている

  ・ブロックは承認された順に繋がれる

誰がビットコインを作ったか

200810月:Satoshi Nakamotoと名乗る人物がネットに投稿した論文で提唱

200901月:オープンソースでソフトウェアが開発、公開▶︎最初の取引開始

201002月:ビットコインに両替できる最初の取引所誕生

201005月:初めて現実社会で決済開始


・最初の文字は6000年前のシュメールのトーク

 

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http://www.chikyukotobamura.org/muse/wr_middleeast_18.htmlより


楔形文字の起源「トークン」:やり取りが残せる、価値が残せる

それぞれのトークンは「羊一頭」などに対応しており、物品の管理や商取引のために使用。集落の規模が大きくなり都市化が進むと、記録すべき物品の種類と量が増えて、トークンを大量に保管するのが負担に。

そのため、トークンに刻んでいた文様を、粘土板に刻むようになったのが楔形文字に発展したと言われる。

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http://www.chikyukotobamura.org/muse/wr_middleeast_18.htmlより

まとめ

つまり今のブロックチェーン技術はまだ、「トークン」(記録用粘土表)でしかない可能性があるということです。

 

1つのトークンが1つの何かを示す現状から、さらなる発展が期待できそうです。