リトアニア/カウナス#2
こんにちは。
遊牧民的定住者シンイチです。
前回の続編。
カウナス2日目について書きます。
今日もリトアニア人の方に街を案内していただきました。
その方によると実はカウナスは最近芸術の街として有名になってきているそうです。
今回はカウナスで見れるアートについてです。
まず最初に行ったのがこちら。
「KIEMO GALERIJA」
リトアニア語で直訳すると、
「裏庭ギャラリー」
的な感じでしょうか。
ここは普通の家の中庭なのですが、そこに各々がアートを置いて勝手にギャラリーにしてしまったようです。連れてきてくれた友人も前回来た時より作品が増えている、と行っていました。
なんか全部かっこいいですよね。
もともと周りの住民はあまりかかわり合わなかったそうですが、ギャラリーができてからコミュニティが活発になったようです。
こういう中庭ギャラリーで、みんなが勝手に作品を置いていい環境っていうのはすごく素敵なものだなと思いました。
正直どこまでがアートでどこまでが日常生活かわからなくなる感じもまた素敵です。自転車が置いてあるとアートなのか、ただ置いてあるのかわからなくなる。
そうなるとアートってなんだろう、と考えさせられます。
美術館の床に落ちていた眼鏡を、みんなが作品だと思って写真を取っているのが話題になったことがありますよね。
そういう日常に侵食するアートみたいなものは今後面白くなっていきそうです。
次に見たのはこちら。
日本人のアーティストの方の展示です。
Tatzu Nishi という方の作品で、これがとてもよかった。
深みのある作品でした。
これは山を登る小さな電車です。
時間にして3分くらいですが、ゆっくりと登って行き、内装もとても可愛いです。
こういう山の斜面を登る電車はカウナスにしかないかもしれません、と友達が言っていました。
あとは展望台に言ったり、ブックカフェで犬に遭遇したりと、
かなり内容の濃い一日を過ごしました。
カウナスは最近アートの街として動き始めているようです。
特に最初の中庭の美術館はとても楽しいものでした。
こういう動きが日本でも気楽にできると団地とかももっと楽しくなるのかな、なんて思ったりします。
以上週末二日間カウナス旅行でした。