機会やAIがなんでもしてくれる時代:労働を奪われるという前に
こんにちは。しんいちです。
今日はTerrain Vagueという神保町の温室で行われているイベントにいってきました。
タイトル:【星々を巡る講座 第11講 「宝瓶宮時代のトランスパーソナルな視座とハーモニックな未来創出」 水瓶座・宝瓶宮(土星・天王星)11室】アリタマサフミさん
今日印象的だった言葉で、以下のような内容がありました。
色んなことがAIなどで簡単になる
例えば、ホロスコープを秒で作成できる
これはものすごく大切なことだと感じました。
「魔法の世紀」
落合陽一氏の「魔法の世紀」という著作があります。
現在手元にないのですが、少し説明します。
氏が「魔法」と語っていた背景には「技術の詳細がわからなくても使える」ということがあります。
例えば、スイカやパスモを使う時、みなさんはどういうシステムで動いているか知りませんよね?普通は仕組みがわからないものは使えません。それでもみなさんは使いこなしています。
仕組みはわからないけれど、技術をかつようできる。
それが氏の言う「魔法の世紀」です。
実際にはより未来的な思考が書いてあったと思うのですが、、
他にも氏はAIや失われる職業についてホリエモン氏と対談しています。
超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト
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テクノロジーで思考停止に陥る
高城剛さんという旅人の方が好きです。
彼は著作の中で「グーグルで検索するときは5単語以上で検索する」と語っています。実際にやってみると意外とこれが難しいです。正直毎回3単語くらいしかつかわない。それくらいしないと、自分の頭で考えない。だからこそ、そういうルールが必要なのです。
なぜこの言葉を引用したかというと、テクノロジーで様々なことが便利になってきた結果、そこからどうするかが大事になってきたと思うからです。
さっきの例ですと、グーグル検索エンジンの誕生で、情報を検索するスピードは圧倒的に向上しました。でも、逆にその分考えることを忘れて始めています。
なんでも検索すればでてくるから、それだけ知っておけばいい。
そうすると、自分の頭でものを考えることなく、ただただ検索することになります。
それではただの検索マシーンです。
そして検索マシーンとしてなら、AIのが優秀です。
テクノロジーをどう扱うか
検索するだけならGoogleのが優秀ですし、単純な知識クイズではAIに叶いません。
では人間が人間として、技術に使われずに技術を使うにはどうすればいいか。
それは結局の所「思考」するしかないのです。
考えることを放棄した機械になれば、もうその仕事は機械に取って代わられるだけです。
例えば、インターネットで検索しないで、自分の頭でまずは考えてみる。
SNSの情報を断捨離して、自分の思考の時間にあてる、などです。
テクノロジーが優秀でなんでもしてくれるようになるのは悪いことではないと思います。むしろ、そこから何を想像して、創造できるか。
そのような過渡期にいるのです。