日常の中の「モノ」:民藝とカメラ
こんにちは。しんいちです。
今日は「Another Kind of Art」展を見に行きました。
「民藝」ということを語ろうと思うと、とても長くなってしまいそうです。
私は江本さんの松葉舎というところで、月二回学んでおり、先月までのテーマが「民藝」だったからです。
私の中で特に印象的だったのが、
「健やかな生活」からしか「健やかな美」は生まれないということ。
ちゃんとした日々があってこそ、美が生まれるのは真理です。
日常生活に限らず自分の持つ「モノ」の重要性は常々感じています。
何を身の回りに置くかでその人に似合うものが変わってきます。
その人がどういう人化を規定する「モノ」。
あなたが日常で持つものは本当に大事なのです。
カメラが使えるようになった
そして今日、カメラを修理しました。
自分で修理したわけではなく、偶然見つけたこちらのフィルムカメラ屋さんです。
リトアニアに留学している間に、ドイツのケルン大聖堂の近くで買ったカメラです。凄く古いもので、使えるとは思っていませんでした。
ただ、部屋のインテリアにいいかな、なんて思って購入したものです。
フィルムカメラの喜び
今日フィルムカメラを使えるようになって本当に嬉しかったです。
はじめてのフィルムカメラでした。
一度レバーをひかないと撮れないところ
一度撮ったらフィルムを回さないといけないところ
すべてがなんともレトロで美しい。
そしてなんと言ってもデジカメと違うのが、撮った写真をその場でみれないところです。
撮った写真がすぐに見れないというギャップ
スマホで写真を撮ることを考えてください。
撮ったらすぐに写真を確認して、あまり良くなかったら撮り直しをしたりできますよね。
フィルムカメラではそれができないのです。
自分が写真をとっても、どういうふうに撮れたのかは現像するまでわからない。
この時間のギャップと言うか、タイムラグがなんとも言えません。
民藝の展示で道具について考え、フィルムカメラを修理してカメラのレトロな良さに気づく。
自分の周りにある「モノ」について考えさせられる1日でした。
(本当にカメラが使えるようになって嬉しい!!!!!)