Lithuania Note

2018年7月にリトアニアから帰国。再びヨーロッパに戻り、そこで生活していくための過程を公開します。2020年にリトアニアに戻る予定。目指せ!海外移住!場所にとらわれない働き方!

「イレギュラー」から「客人」へ

みなさん

こんにちは

 

遊牧民的定住者シンイチです。

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現在飛行機を乗り過ごし、

午前10時から午後8時まで空港で待つことになりました。


アエロフロートの時もそうですが、最近空港で待つことが多いです笑

skafuka.hatenablog.com

 


空港の待ち時間が長いと「辛いね」とか「大変だね」とか言われます。
ツイッターにも「待ち時間なげええええ〜!」とか書いてます。

 

しかし実際にはかなり短く感じることが多いです。

 


それはブログを書けるし、本を読めるから。

 

実際飛行機のことに限らず電車が遅延したり、台風で宿から出れなかったり。

自分の思い通りにいかないことはたくさんあります。

 

 

私はかなり予定調和な人間です。

スケジュールが急に変わったり、勝手に行動する人がいたりするとイライラすることがあります。

「予定と違うじゃねえか!!」みたいなw

 

そういう「イレギュラー」にどう反応するかで人ってわかってくると思ったんです。

私は先日「イレギュラー」に出会った時、かなりイライラして不機嫌になってしまいました。

私は不確実性に耐性がないと感じた瞬間です。

 

 

この時、余裕がない感じでダサいなあとおもいました。自分が。

 

 

イレギュラーが起きると不安になります。


不安は頭の中で勝手に増幅し、悪循環します。

ありもしないことを勝手に想像し、傷つく。でも現実はそこまでひどくないことに終わります。いつも。だいたい、不安に思った最悪な状況は訪れません。

 

 

頭だけで生きてきたからこうなったのでしょう。

 

最近の人間は頭で物事を考えすぎと言いましよね。「あなたの体は9割が細菌」や「脳はバカ、腸は賢い」などの書籍で見られるように、脳だけではない身体知、生命知が忘れられているように感じるのです。もちろん答えは一つに還元できるとは思いませんが。

 

はらわたが煮え繰り返る
腑に落ちる

 

感情を表す言葉には内臓が使われています。
切腹も裏心のないことを示すために行われたとも。

つまり内臓は我々にとって「心」のありかでもあるわけです。

内臓だけではありません。身体そのものについてもそうです。

 

腹が据わっていれば、「イレギュラー」もまた「客人」になるでしょう。

 

 

おそらく「イレギュラー」は「客人」の「音連れ」なのです。それは「福音」でもあり「啓示」であるかもしれない

 

 

ユダヤ人は物が壊れると
「おー、おめでとう!」
と喜ぶそうです。

なぜなら物が壊れると、その人にはいいことが起きると信じているからです。

 

 

マインドセットの話ではありません。これはボディセットの話なのです。

 

自分の身体がどういう知覚をしているか。世界との関わりの中でどういう媒体として働いているか。

 

そこをしっかり把握することで、余裕ができ、「イレギュラー」を「客人」として迎えることができるようになるのでしょう。

 

ではそうなるために何ができるか?

 

僕は腸内環境を整えることにしました。
最近ヨーロッパで外食が多く、肉と小麦粉ばかりの生活だったので、野菜をメインにした生活にしようかな、と。

運動も欠かせません。リトアニアは寒くて部屋から出なくなる人が多いので、体を動かす機会を積極的に作ることで腸のぜん動運動を強化しようと思います。

 

ではまた