歩く時間:歩かない時間
こんにちは。しんいちです。
最近は1時間以内の距離なら歩くようにしています。
そうするといくつか心境の変化があったのでここに書きます。
・今までは早い方が良かった
今までは電車の方が早いし効率的だと考えていました。また、電車の中で本が読めるのでその分時間が有効活用できる、と。
実際に電車の方が家を出る時間がゆっくりでよくなったり、疲れなかったりメリットが多い気がします。
しかし私は電車、特地下鉄がそこまで得意ではないようで、地下よりも外の方が安心します。
また、以前は仕事→電車で読書→仕事
という順番の時も、読書と仕事にあまり身が入らなかった記憶があります。
・そんなに色々やらなくてもいい
そもそもそんなに色々やる必要もないのです。人間が1日にできることはある程度限られています。
人類の歴史を振り返ってみると、石を削って槍を作り、狩をしていた時代からは随分と遠くまで来ました。農業革命が起き、産業革命がおき、機械が人間の仕事を変わるようになり、いまはインターネット革命です。どんどん便利になり、人がやるべきことは減っているはずなのに、その分の時間までやることを増やしていては、いつまでたっても落ち着くことはありません。
便利になったからこそ、やることを減らしていくことが大事なのです。
岡本太郎さんは、人生は積み減らしだと言っていました。
実際のイメージだと人生が積み上がっていくものな気がしますが、減らしていくものなのだそうです。
たしかに、人間は年老いていくごとに食べる量が減り、できることも減っていきます。
どんどん増やしていては持ちません。
・歩くことのメリット
体の使い方が少しわかる
長時間歩くようになってから体の感覚が少し変わりました。体のどの部分が動いていて、どうすれば力が入らないか。そんな工夫をしながら歩くだけで、歩くのが楽しくなってきます。
有名な資産家は1日30分以上の有酸素運動
また、運動は体だけでなく脳にもいいとされています。運動することで、リラックスできて、頭もスッキリします(コツはイヤホンをつけず、スマホをみないことです)。有名な資産家は毎日30分以上の有酸素運動をしているといいます。
歩くだけで、何かメリットがあるかもしれませんね。
・歩く時間を無駄と思うかどうか
昔の僕にとっては間違いなく歩くことは無駄でした。早い方がいい。絶対に。そう思っていたからです。
でも今は違います。自分の1日をゆっくりにするために、体と脳をスッキリさせて生産性を向上させるために歩きます。
どうも時間だけでものごとを考えると、何かおかしくなってしまうようです。
みなさんも30分以内の距離なら歩く、などルールを決めて少し歩いてみてください。
きっと自分の体や身体に影響があると思います。
こんな景色もみれますしね